右スティックの操作性に強い不満があった『GHOSTWIRE: TOKYO(ゴーストワイヤー:トウキョウ)』ですが、アップデートで改善しました。
これまでの問題
右スティックで照準を操作する時の操作性が非常に悪かった。例えば右スティックを1時の方向に軽く倒すと、照準は12時の方向に動いてしまっていた。
照準の細かい操作がやりにくく、FPSとして致命的なストレスになっていました。
『ゴーストワイヤー:トウキョウ』のカメラ・レティクル(照準)操作が酷い問題 | PS5非公式サイト
スティックのデッドゾーン調整のオプションが追加
2022年5月3日(火)のアップデートでデッドゾーン調整のオプションが追加されました。
1~100まで設定可能。
操作における不具合が解消
過去記事で「今まではデッドゾーンの広さが問題なのだと思っていたけど、微妙な斜め入力の精度とか別の問題もあるのかもしれないと思った」と書いていましたが、「右スティックを1時の方向に軽く倒すと、照準は12時の方向に動いてしまっていた」という現象は、やはりデッドゾーンだけの問題ではない不具合だったみたいで、アップデート後はデッドゾーンを100に設定しても解消されています。
デッドゾーン100にして1時の方向に軽く倒しても照準は1時の方向に動く。
80~85点の操作性
デッドゾーン調整+不具合修正により、操作性は劇的に良くなりました。
デッドゾーン、加速度、減速度、感度のオプションがありますから、ユーザーの好みで設定できる。FPS・TPSは全ゲームでこれらのオプションが欲しい。
『リターナル』『デスティニー2』と比べると、微妙にぎこちなさは感じますが、これら2本を右スティック操作性100点とした場合、『ゴーストワイヤー:トウキョウ』は80~85点ほどで不満は感じないレベル。「及第点」を70点として、『ゴーストワイヤー:トウキョウ』はオプションが揃っているので自分好みに設定できて80~85点。
パッチノート
Ver1.003.000のパッチノート。
- プレイヤーのカメラオプションの開始値を見直しました。
- アナログスティックのデッドゾーンを調整し、デッドゾーンを調整するオプションを追加
- 一部の環境におけるコリジョンの不具合を修正
- 霊魂感知祈願のビーズが、既に吸収した霊魂の方向へ誘導することはなくなりました。
- フランス語とドイツ語の一部のメニューアイテムのテキストを修正
- FSR 1.0使用時のシャープネスオプションを修正
- クオリティモードでの低パフォーマンスを修正
- メインミッション、サイドミッション、ワールドイベントにおいて、特定のアクションを行うことで進行が妨げられることがあった点を多数修正
- しゃがんだ状態で移動すると発生する不具合の修正
- フォーセイクンの訪問者に発見された際の不具合の修正
- 一部のコンプリート衣装のビジュアルを調整
- 犬に話しかけた際に発生する進行上の不具合を修正
- 犬に話しかけた際のビジュアルバグを修正
- レリックのヒントテキストを一部調整
- メニュー画面でのタブ切り替えの挙動を修正
- メニュー画面のデータベースが更新されない不具合を修正
- スウェーデンの年齢制限の設定を修正
SOUNDのオプションに「妖怪SE音量設定」が追加されており、天狗の声のボリュームを下げられます。
PS5がVRRに対応し、このゲームでの恩恵がかなり大きい。HFRクオリティモード(FPS上限無し+レイトレーシングあり)で60~75fpsで滑らか動作している場面が多く、スタッタリング(カクツキ)やティアリング(画面ズレ)もなかった。
リリース時は右スティックの操作性の問題が大きかったですが、そこが改善されて劇的に良くなったゲーム。それに加えてVRR対応。ベセスダはセールやるのも早いですから、「欲しいリスト」に入れておくのも良いかと思う。
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