PSVR2ローンチタイトルの日本語対応と評価

PSVR2(発売前)

PSVR2ローンチタイトルのMeta QuestストアとSteamストアでの日本語対応状況と評価をまとめました。

Meta Questの評価表記は左から★5の割合(%)になっており、一番右が★1の割合(%)。
Steamの評価表記は「おすすめ」の割合。

タイトル Meta Quest Steam
After the Fall
3,990円・4,100円
日本語
51%/20%/11%/7%/11%(2,585件)
日本語
77%(1,812件)
Altair Breaker
2,490円
日本語
61%/11%/8%/8%/12%(194件)
日本語+音声
67%(47件)
Cities VR
2,990円
日本語
53%/20%/9%/7%/11%(482件)
Cosmonious High
2,990円
日本語
87%/6%/3%/1%/3%(614件)
日本語字幕
97%(141件)
Demeo
3,990円・4,500円
日本語
83%/10%/3%/1%/3%(6,197件)
日本語
92%(1,184件)
Dyschronia:Chronos Alternate
2,208円
日本語
91%/4%/2%/1%/2%(359件)
ファンタビジョン 202X
グランツーリスモ7
Horizon Call of the Mountain
Job Simulator
2,208円・2,050円
日本語
80%/14%/3%/1%/2%(14,245件)
日本語字幕
91%(3,035件)
Kayak VR:Mirage
2,999円
日本語+音声
89%(556件)
Kizuna AI – Touch the Beat!
3,490円
日本語
62%/11%/6%/4%/17%(732件)
The Last Clockwinder
2,490円・2,570円
未対応
89%/6%/2%/1%/2%(581件)
未対応
97%(289件)
The Light Brigade
2,490円
日本語
※2月23日発売
日本語
※2月23日発売
Moss
2,208円・2,300円
日本語
89%/6%/2%/1%/2%(6,339件)
日本語+音声
94%(2,321件)
Moss 2
2,990円・3,400円
日本語
92%/5%/1%/1%/1%(506件)
日本語+音声
99%(200件)
Pavlov VR
無料・2,570円
※Pavlov Shack Beta 未対応
76%/11%/4%/2%/7%(9,457件)
未対応
94%(32,951件)
Pistol Whip
2,990円・3,090円
未対応
86%/9%/2%/1%/2%(9,280件)
未対応
93%(3,039件)
Puzzling Places
1,490円
日本語
92%/6%/0%/1%/1%(1,634件)
バイオハザード ヴィレッジ
Rez Infinite
2,208円・2,999円
日本語
74%/9%/5%/6%/6%(214件)
日本語
91%(902件)
Song in the Smoke
2,990円
日本語
75%/14%/4%/3%/4%(575件)
日本語+音声
79%(39件)
STAR WARS:
Tales from the Galaxy’s Edge
2,490円
日本語
61%/17%/9%/5%/8%(5,116件)
オノゴロ物語
2,990円・3,680円
日本語
84%/6%/6%/3%/1%(267件)
日本語+音声
91%(23件)
Tentacular
2,490円・2,800円
日本語
73%/6%/10%/5%/6%(109件)
日本語+音声
91%(36件)
テトリス エフェクト・
コネクテッド
2,990円・4,500円
日本語
79%/10%/4%/2%/5%(1,683件)
日本語
95%(4,597件)
Thumper
2,208円・1,999円
日本語
68%/18%/6%/2%/6%(355件)
日本語
91%(3,418件)
Townsmen VR
3,990円・4,900円
日本語
36%/30%/9%/9%/16%(92件)
日本語
79%(274件)
Vacation Simulator
2,990円・3,090円
日本語
84%/10%/2%/1%/3%(3,645件)
日本語字幕
92%(732件)
What the Bat?
2,490円
日本語
74%/15%/3%/7%/1%(67件)
日本語
80%(20件)
Zenith:The Last City
2,990円
未対応
74%/10%/4%/3%/9%(6,353件)
未対応
83%(3,229件)

良作揃い

全体的に高評価タイトルが多く、PSVR2のローンチタイトルはVRゲームのオールスター級の良作揃いです。
しかしながらVRゲームの認知度は低いですから、Twitterなどでは反応が薄いのが現実でもある。特に家庭用ゲーム機のユーザーは家庭用ゲーム機の有名なIPにしか反応しない傾向があります。そういう意味では日本で古くから馴染みある『グランツーリスモ』『バイオハザード』が強い。

家庭用ゲーム機のユーザーにVRゲームの良作を知ってもらって広めていくというのもPSVR2に求められる事です。
となるとPSストアにSteamストアやMeta Questストアのような評価システムがないのは弱いところではあります。

日本語未対応は4タイトルか

全30タイトルのローンチタイトルの中で今のところ日本語未対応の可能性があるのは4タイトル。あくまでもMeta QuestとSteamでの対応状況からの推測です。

  • The Last Clockwinder
    ★5:89% / 97%(289件)
  • Pavlov VR
    – / 94%(32,951件)
  • Pistol Whip
    ★5:86% / 93%(3,039件)
  • Zenith:The Last City
    ★5:74% / 83%(3,229件)

思ったよりも日本語未対応タイトルは少なかった。これはMeta Questのおかげですかね。日本でもそれなりの市場があるから、日本語にも対応してもらえる。
この中で日本語に対応したら歓喜するのが『Zenith:The Last City』なんですよね。

Zenith: The Last City – Announce Trailer | PS VR2 Games

日本の作品から強い影響を受けている仮想現実のオープンワールドの大規模多人数参加型オンラインロールプレイングゲームです。

こんにちは、Ramen VR.のKristaniです。『Zenith: The Last City』がPS VR2に登場します!私たち Ramen VRはつねに可能性の限界を追求しています。今回の作品はこれまでに発表された『Zenith』とは別物であることをお約束します。数百時間におよぶ新コンテンツを追加し、グラフィックも大幅にアップデートしました。 PS VR2が持つ機能を活用して、さらにレベルアップした『Zenith』の豪華なオープンワールドを創り出ことができました。

新要素:
● 一新したプレイヤー体験 -さまざまな物語が待ち受ける本作では、印象的な新キャラクターたちが登場。『Zenith』を初めて遊ぶには絶好の機会です。
● 新システムと豊富ゲームプレイ- 捕らえた動物をペットとして飼うことや、意地悪な新ボスを倒すことができます。
● グラフィックの大幅アップデート – よりくっきりとした質感、さらに高精細なモデル、本物のような草木、リアルな影や照明など。

レベルアップした没入感:
● アダプティブトリガーでまったく新しい次元のインタラクションを実現。剣を持つ手にエネルギーが走り抜けることや、ブラスター銃を発射するときにトリガーが抵抗することを感じることができます。
● 敵の剣との衝突、突進のすばやさ、危機的な体力の低下による脈拍を、ヘッドセットのフィードバックで実感できます。
● ほかのプラットフォームと比較して、ロード時間を平均で2.5倍短縮。テレポートポイント間を楽々と移動しましょう。
『The Dark Pictures:スイッチバックVR』『Crossfire:Sierra Squad』など、2023年にPS VR2に登場する新作ゲームを公開! | PlayStation.Blog 日本語

PSVR2版は大幅にパワーアップしているようですから、これが日本語対応すれば大注目タイトルになります。

PSVR2独占タイトルは4タイトル

ローンチタイトルの中でPSVR2の独占タイトルは4タイトル。

  • ファンタビジョン 202X
  • グランツーリスモ7
  • Horizon Call of the Mountain
  • バイオハザード ヴィレッジ

本来なら『The Dark Pictures:スイッチバックVR』もPSVR2独占のローンチタイトルの予定でしたが、3月16日(木)に延期となりました。

ローンチタイトルは「強い」と思います。『グランツーリスモ7』『バイオハザード ヴィレッジ』が当たり前のようにローンチでPSVR2に対応していますけど、驚くべき事です。Meta Questの大きな市場を見てもVRゲームには滅多にないんですよ、こういうゲームは。
私はPSVR2(SIE)に求められているのはA~AAA級のVRゲームだと思っています。VRゲームの大きな問題はA~AAA級のゲームが少ない事ですから、PSVR2はその弱点を埋められるかどうかが重要。小~中規模の良作はMeta Questマルチで豊富になり、PSVR2版は強化されてより良い体験にもなるかと思う。
『ファンタビジョン 202X』のようにSIE(SCE)の古いIPがVRで復活するのも面白い展開。『サイレン』とか『アクアノートの休日』もVR化してほしいところ。

今後も『Horizon Call of the Mountain』のようなA級のVR専用ゲーム、『グランツーリスモ7』『バイオハザード ヴィレッジ』のような1,000万本超級ゲームのVR化、『ファンタビジョン 202X』のような古いSIE(SCE)のIPの復活、それぞれ継続してリリースされれば素晴らしい。
そしてまだ見えてないSIEの初代PSVRゲームの移植も。

ちなみに公式ブログで「現在、PS VR2向けに100本以上のタイトルが開発されています。」と書かれていましたけども、この数字自体は驚きとか期待を煽るものではないです。Meta Questマルチがローンチ30タイトル中の25タイトルですから、今後100タイトル以上のMeta Questマルチがあって普通です。単純な本数よりもPSVR2ならではのタイトルがどれだけ出せるかが大事。

まとめ

自分が購入タイトルを選ぶために言語を調べましたが、日本語未対応タイトルが30本中の4本だったのは意外と少なくて安心しました。『Zenith:The Last City』の日本語化は熱望しますけどね。

ノーマークだったところでは『Cosmonious High』(★5:87% / おすすめ97%141件)と『Vacation Simulator』(★5:84% / おすすめ92%732件)が新たに気になった。

予約購入済ですが、リストアップしてみたら『Kayak VR:Mirage』だけがPCVR専用タイトルでした。Meta Questの大きな市場を捨てるほどですから、スタンドアロン型のVR機器では実現できないクオリティへのこだわりを感じます。
『Pavlov VR』もPCVR専用タイトルみたいなものですが、一応Meta Questにも『Pavlov Shack Beta』という仕様の違うβ版(無料)があります。『Pavlov VR』の開発者は「PSVR2はPCVR(RTX 3090 Ti)より10%は上だろう」とコメントしていますから、こちらもPSVR2版のクオリティへのこだわりは強そうです。
PSVR2独占タイトル以外でクオリティの高さに期待できるのは『Kayak VR:Mirage』『Pavlov VR』かもしれない。

PSVR2発売まであと8日、非常に楽しみです。VRゲームは低価格が多いですし、ローンチタイトルを買いまくって時間の許す限り遊びたい。

コメント

  1. 匿名 より:

    幅広く売るためにはAAA級タイトルの量、そして継続的に出せるかが重要ですよね
    自分は、Wiiで出た一人称時点で敵を切り払いながら進むドラクエソードのVR版が出て欲しいです

  2. 匿名 より:

    わかりやすいリストありがたいです
    有名タイトルとKayak VRくらいしか注目してませんでしたが評判の良いタイトルが多いんですね
    ストアの評価がないってことにも言えますがVRゲームは小規模タイトルが多くどれを遊んでいいのかわからないことが多いので何かしらの施策が必要だと思います

  3. nimabi より:

    Thank you very much for sharing, I learned a lot from your article. Very cool. Thanks. nimabi

  4. nimabi より:

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