PS5拡張SSD『Nextorage NEM-PA 1TB』を購入

周辺機器

PS5のストレージを拡張するM.2 SSD『Nextorage NEM-PA 1TB』を購入しました。

今まで不要だった拡張SSD

PS5をローンチに購入してから今までSSDの拡張は必要としませんでした。

まずゲームは1本のゲームを集中してプレイする事がほとんどであり、ゲームをコロコロと変えながらプレイする事がまったくないですから、内蔵ストレージに何十本もゲームを入れておく必要がありませんでした。

内蔵ストレージに入っていないゲームでもダウンロード時間がさほど長いわけではありませんので、困った事は1度もありません。
「久しぶりに50GB超のゲームを今すぐダウンロードして5分以内にプレイしたい!」というような極端な状況は今後もないでしょう。

PS5は圧縮が他ハードよりも優れているのも魅力です。PS4版と比較して半分くらいの容量の時もあります。容量が小さければダウンロード時間も速くなります。

ゲームプレイの録画を多く残しておきたい人はストレージ容量を必要としますが、私は必要ありません。

PSVR2のゲームは入れておきたい

今になって拡張SSDを購入したのは、PSVR2のゲームをたくさん入れておきたいからです。
サクッとプレイできるゲームが多いですし、ソフトのアップデートも気になります。

私がプレイする非VRゲームは20GB~100GBのゲームが多く、削除しながらやりくりする前提になりますが、PSVR2は5GB以下のゲームも多いですから、よっぽど容量が大きいゲーム以外は削除しない前提でやりくりできます。

『Nextorage NEM-PA 1TB』を購入した理由

  • メーカー5年保証・国内サポート
  • ヒートシンク搭載
  • 1年間の動作検証
  • ソニーのグループ会社から独立

拡張SSDのロード速度検証はいろんなところでやられていますが、測定誤差レベルで大差ありません。

性能は大差ないですから、一番大事なのは長期保証だと思います。
Nextorage(ネクストレージ)は2019年10月1日にソニーのグループ会社として発足し、2022年1月に独立しました。国内サポートのメーカー5年保証は長期保証として最高レベルかと思います。

性能に関しても、PCパーツに非常に詳しく、情報まとめではなく自分自身で検証しておられるサイトで良い評価を受けていたので安心です。
【SSD増設】Nextorage NEM-PAでPS5のロード時間を比較してみた | 自作とゲームと趣味の日々
大きな差ではないとはいえ『Tales of ARISE』でPS5標準のSSDよりロードが1秒速いのは嬉しいですし、素人では調べにくいヒートシンク性能に関しても「付属ヒートシンクは高性能」と評価されています。

この製品の発売日は2022年2月19日ですから、発売から1年以上経過しています。
Amazonで多数の人が購入して安定性を実証済という状況でもあります。

簡単に拡張

この製品には「PS5への取り付け方法」という説明書が入っています。

上記した自作とゲームと趣味の日々様でも取り付け方法が解説されています。

何の問題もなく拡張できました。PS4と違ってシステムソフトウェアを再インストールしなくて良いので簡単になりました。

PS5のカバーの外し方は↓の動画の説明が高評価です。2:05から実際に外しています。

【PS5】PlayStation5の蓋の正しい開け方について教えます【フタの開け方】

初心者が間違えそうなところはSSDのカバーを外す時のドライバーのサイズです。ヘッドサイズが1番(No.1)のドライバーを使用します。感覚として7割の力で押し込んで3割の力で回転させます。
ギュッと押す力が大事ですから、力を入れやすい持ち手の方が良いかと思います。精密機器には精密ドライバーがフィットしそうな気がしてしまいますが、精密ドライバーは持ち手が細い物が多いですから固いネジは回しにくく、技術がないと押す力が弱くなってネジ山を潰す可能性が高くなりそうです。

PS3やPS4のHDD換装でもそうですが、自分はドライバーを普通に扱えると思ってるけど実は上手く扱えていない人が失敗しやすいんじゃないかと思います。
日常でドライバーを使う場面は、わりと雑にドライバーを選んで何となくで回転させてもネジは回ることが多いですが、PS4・PS5の場合は基本的に緩くないですから、正しいサイズを選んで正しい力の入れ方をしないとネジ山を潰す可能性があります。自分はドライバーの扱いに慣れていると思って油断していると危険です。
PS5 SSD ドライバー | Twitter
PS5用の工具セットとして販売されている製品もありますが、あの小さいドライバーで上手くネジを回せる人は多くないんじゃないかとも思いました。

起動するとSSDのフォーマット作業があって完了。
読み込み速度は6,535MB/sでした。

拡張SSDは容量が1TB全部使用可能です。

1TBにした理由

2TBや4TBではなく、1TBにしました。

PS4の時は「換装」でしたが、PS5は「拡張」です。PS4の時とは事情が全然違います。
PS4の時は500GB(408GB使用可能)から1TBに換装しても、使用可能な容量は860GBしかありませんでした。
PS5なら825GB(667.2GB使用可能)に加えて1TBですから、使用可能な容量は1667.2GBになります。
1TBのSSDを購入した時の容量の差がPS4の時と比較して倍近い。

そもそも私は拡張SSDを必要としていませんでしたから、1TBの拡張で十分すぎます。

PS5のSSD拡張の仕様は最高

PS5は市販のM.2 SSDで拡張できるのが最高です。
今後もM.2 SSDの価格競争・性能競争があり、PS5にとってより良い環境になるでしょう。

そしてPS5はSSDの容量に違いがあるモデルがないのも最高です。
PS4の時は500GBモデルや1000GBモデルがあり、こういうのはダメだと思っていました。
ネット掲示板で「500GBでいいですか?1000GBの方がいいですか?」なんて質問があり、そんなのはその人の使い方や資金力などによりますから、それを知らない他人が意見を言っても仕方ないという状況が見られました。実際、500GBで良いと答える人もいれば1000GBの方が良いと答える人もいたり、換装の話題にズレたりするだけでした。単なるHDDの容量の差なんですけど、誰にも明確な答えが出せない難題であり、購入を検討している人を立ち止まらせてしまいます。
PS5は購入前に「そこ」で引っかからないのが良いです。求められる個人の判断はディスクドライブが必要か不要かだけです。
SSD拡張の必要があるかどうかに関しても「とりあえず標準のまま使ってみてから判断すればいい」で済みます。私自身、3年目に入って必要だと判断しました。

SIEのゲーム事業の好調さを見るとPS6も準備されているでしょうから、このストレージ拡張の仕様は続けてほしいですね。

PSVR2のソフトリリースが少ないですが、バンバン入れていきたいと思います。

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