PlayStation Plus Premiumのサービス開始前に欧米で展開されていたPS2 Games(PS2 on PS4)をまとめました。
全54タイトル
- Ace Combat 5: The Unsung War
- ADK Damashii
- Ape Escape 2 (サルゲッチュ2)
- Arc the Lad: Twilight of the Spirits (アークザラッド 精霊の黄昏)
- Art of Fighting Anthology
- Bully
- Dark Chronicle
- Dark Cloud
- Destroy All Humans!
- Destroy All Humans! 2
- Eternal Ring
- Everybody’s Tennis (みんなのテニス)
- Fahrenheit
- FantaVision
- Fatal Fury Battle Archives: Volume 2
- Fu’un Super Combo
- Grand Theft Auto III
- Grand Theft Auto: San Andreas
- Grand Theft Auto: Vice City
- Harvest Moon: A Wonderful Life Special Edition (牧場物語 ワンダフルライフ)
- Harvest Moon: Save the Homeland (牧場物語3 ハートに火をつけて)
- Jak and Daxter: The Precursor Legacy
- Jak II
- Jak 3
- Jak X: Combat Racing
- Kinetica
- The King of Fighters ’98: Ultimate Match
- The King of Fighters 2000
- The King of Fighters Collection: The Orochi Saga
- Manhunt
- The Mark of Kri
- Max Payne
- Metal Slug Anthology
- Okage: Shadow King (ボクと魔王)
- PaRappa the Rapper 2
- Primal
- Psychonauts
- Puzzle Quest: Challenge of the Warlords
- Red Dead Revolver
- Red Faction
- Red Faction II
- Resident Evil – Code: Veronica X
- Rise of the Kasai
- Rogue Galaxy
- Samurai Shodown VI
- Siren
- Star Ocean: Till the End of Time
- Star Wars: Bounty Hunter
- Star Wars: Jedi Starfighter
- Star Wars: Racer Revenge
- Twisted Metal: Black
- War of the Monsters
- The Warriors
- Wild Arms 3
赤い太文字の『Ace Combat 5: The Unsung War』『Jak and Daxter: The Precursor Legacy』『Jak II』『Jak 3』『Jak X: Combat Racing』『Star Ocean: Till the End of Time』は日本でも配信された作品です。通常のPS2 Games(PS2 on PS4)が日本で配信できない事情があるとすれば、この6タイトルは通常のPS2 Games(PS2 on PS4)とは仕様が違う可能性が高い。SIEのエミュレーターを使いつつも、新たに手を加えた独自リマスターに近い位置づけになるのかもしれない。
『Ace Combat 5: The Unsung War』は『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』の早期購入特典でしたから、一般販売はされていません。オプションに手が加えられており、PS2版と違いました。
PS2 Games(PS2 on PS4)とは
「PS4でプレイできるPS2ゲーム」なのですが、ゲームアーカイブス(PS2 Classics)とは違い、アップレンダリングされていたり、トロフィーが追加されている。SIEのエミュレーターで動かしていますが、トロフィーが追加されているリマスター版みたいなものでもある。
- 1080pアップレンダリング
- トロフィー追加(日本語対応)
- SHARE対応
- リモートプレイ対応
- ロードの高速化
- フレームレートの向上と安定
- セカンドスクリーンによる説明書機能
- 価格は$9.99/14.99/19.99の3種類
上記した6タイトルを除いて、日本では展開されませんでした。トロフィーが日本語に対応しているため、当初は日本展開も視野にあったのかと思います。なんらかの問題があって日本展開を断念したと考えられる。
54タイトルで打ち切り
54タイトルで打ち切りになったのは、シンプルに売れなかったからでしょう。ちゃんとしたエミュレーターを作って出来が良かったですから、売れるものなら続けたはず。権利関係の問題なら、たった54本で終わるわけもない。
ジム・ライアンが「それらのゲームははるか昔の遺物のように見えました。いまさらこんなゲームをプレイしたいと考える人はいないでしょう」と言ったのも、PS2 Games(PS2 on PS4)が売れなかった事が背景にあると思う。
アンチジム・ライアンブログでも、この点は同情できるところもある。クラシックゲームに関して「オマエら声だけはデカいけど買わないじゃん!」という気持ちはわかります。声はデカくて文句が多いのに売れないコンテンツなら、ジム・ライアンがやりたくないのも仕方なし。
PlayStation Plus Premiumでも不安が残る点です。Twitterでイジられはするけど、その中でも実際は買わないしプレイしない人が多数なんじゃないかなと。結局、クラシックゲームはその位置を超えられない可能性は低くないと思う。
私は香港のPlayStation Plus DeluxeでPS1 Gamesのプラチナトロフィーを3個獲得してみたところ、トロフィー設定が絶妙で、クラシックゲームを心地よく遊ばせてくれている印象を受けた。巻き戻しとロード&セーブ機能も、テンポが悪く感じやすいクラシックゲームのテンポ改善に繋がっている。
サブスクでなら「懐かしい、ちょっと触ってみたい」という、ゲーム単品を買うほどではないユーザーもプレイしやすいでしょう。
今までよりは、クラシックゲームをプレイされやすい状況を作れているとは思う。サブスクでクラシックゲームを展開するアイデアは悪くない。
欧米のPlayStation Plus Premiumでどうなるか?
PS2 Games(PS2 on PS4)のリストをまとめたのは、欧米のPlayStation Plus Premiumでどうなるか気になるから。
- タイトルは増えるのか?
たった54タイトルで打ち切りになったPS2 Games(PS2 on PS4)。PlayStation Plus Premiumで再始動するか? - エミュレーターは強化されるのか?
PS1 Gamesのように1440pアップレンダリング、巻き戻し、ロード&セーブ機能に対応するのか?
香港のPlayStation Plus Deluxeで配信された『Jak and Daxter』が720pでフレームレートも不安定だという検証結果がありましたが、これは独自リマスターに近い作品である可能性が高いですから、通常のPS2 Games(PS2 on PS4)のエミュレーターとは異なるかと思います。欧米で展開された通常のPS2 Games(PS2 on PS4)が、欧米のPlayStation Plus Premiumでエミュレーターが強化されているのかがポイント。 - PS4版とPS5版に分かれるか?
香港のPlayStation Plus Deluxeで配信されたPS1 GamesはPS4版とPS5版に分かれています。PS2 Gamesも同じ仕様になれば、今後の力の入った展開が期待できる。PS4版のままならタイトル数も増えずに欧米でも最大54タイトルで打ち止めになる可能性が高い。
一番欲するのは日本展開ですが、日本で展開できない事情がどうしようもないものなら諦めるしかない。せめて事情を知って納得したいところ。このまま欧米でPlayStation Plus Premiumが開始されて、日本だけPS2タイトルが極端に少なかったら、SNSらでは日本軽視を強く印象付けてしまうのは予想できる。日本人のPlayStation離れに拍車をかけてしまう。
なんにせよ、いよいよPlayStation Plus Premiumがサービス開始されます。
- 5月24日(火) アジア
- 6月2日(木) 日本
- 6月13日(月) 北米・中南米
- 6月23日(木) 欧州・オーストラリア・ニュージーランド
SIEは積極的にアピールしておらず、SNSでもあまり盛り上がりを感じませんが、炎上する可能性も含めて、どうなるかワクワクします。
炎上というか不満の声があるのはアップグレード問題ですね。
過去のセール分の差額を徴収して炎上した件は「技術的な問題」という、やや無理のある言い訳ながら改善されたようです。
ただ、PS Plusの残り期間を一括してアップグレードしなくてはならない問題は正式な仕様のようです。IGN JAPANが問い合わせて確認しています。
新PS Plusで上位プランにアップグレードする場合の金額は日割り計算で支払う
PS Plus期間が残り1年ならば、アップグレードする時は1年分のアップグレードを強いられ、料金も1年分を一括して支払う必要があります。2年や3年なら負担が大きくなる。
Premiumの場合、欧米のPS2 Games(PS2 on PS4)のようにチョロっとやって打ち切りのような状態になる可能性も十分あるし、欧米ではタイトル追加されるけど日本では追加されない可能性もあるのに、長期間の加入を強いられるのはツライところです。
もちろんクラシックゲームのタイトルがクソ少ないのも炎上ポイントです。ただ、初報の時点で察した人も多いでしょうから、ある程度はローンチでのラインナップのショボさも覚悟ができているでしょう。
コメント
日本では単品配信せずに海外にだけおま国配信のエースコンバット5は許せません。
頭にきたので海外ストアで買っちゃいます!