PS3とPS4の動きを見直して、PS5の薄型&価格改定とPSVR2のマイナーチェンジ&価格改定の時期を予想。
PS3 | PS4 | PS5 |
---|---|---|
2006年 11/11 PS3(CECHB) 49,980円(20GB) |
2013年 11/15 PS4(CUH-1000) $399.99 |
2020年 11/12 PS5(CFI-1000) 54,978円 |
2007年 – 11/11 PS3(CECHH00) 39,980円(40GB) |
2014年 2/22 PS4(CUH-1000) 41,979円 9/30 PS4(CHU-1100) 43,178円 |
2021年 – 8/30 PS5(CHU-1100) 54,978円 |
2008年 – 10/30 PS3(CECHL00) 39,980円(80GB) |
2015年 6/24 PS4(CHU-1200) 43,178円 10/1 PS4(CHU-1200) 37,778円 |
2022年 – 9/15 PS5(CFI-1200) 60,478円 |
2009年 – 9/3 薄型I CECH-2000A 29,980円(120GB) – – |
2016年 – 9/15 PS4 Slim(CUH-2000) 32,378円 10/13 PSVR(CUH-ZVR1) 48,578円 11/10 PS4 Pro(CUH-7000) 48,578円 |
2023年 2/22 PSVR2 74,980円 – – – |
2010年 3/26 PS3(CECH-2100A) 29,980円(160GB) 7/29 PS3(CECH-2500A) 29,980円(160GB) |
2017年 – 10/14 PSVR(CUH-ZVR2) 48,578円 |
2024年 – – |
2011年 7/4 PS3(CECH-3000A) 29,980円(160GB) |
2018年 3/29 PSVR(CUH-ZVR2) 37,778円 |
2025年 – |
2012年 10/4 薄型II CECH-4000B 24,980円(250GB) |
2019年 – |
2026年 – |
PS5の薄型本体と価格改定
PS3は2009年9月、PS4は2016年9月、同時期に薄型本体が発売されました。PS5の同時期は2023年9月になります。
- PS3(CECH-2000)
8/18(火)発表 → 9/3(木)発売 - PS4(CUH-2000)
9/8(木)発表 → 9/15(木)発売
PS4 Slimは驚異の7日前発表でした。直前まで情報を隠します。
PS4とPS5は、本体発売日、2回のマイナーチェンジの時期、VRの発売時期に大きな差がないですから、PS5も2023年9月に「何かあるのでは?」と予想されるのは普通です。リーカー(笑)のリークも個人の予想に含みます。
大きな成功をおさめたPS4のやり方を大幅に変える理由もないと思います。
VRの発売日が8ヶ月違うことを考えれば、薄型等のモデルチェンジが2024年になることは考えられます。
個人的には過去のデータを素直に見て、9月に何かあるんじゃないかと予想します。VRを前倒ししたのも、被らせすぎないためなんじゃないでしょうか。2016年9月~11月はSlim、VR、Proで被らせすぎだったと思います。これだとVRに興味があった人も「PS4 Proを買おう」となっちゃうケースが出てきます。
PS3とPS4は同時期9月の薄型&価格改定から販売台数をグッと伸ばしていますから、PS5が9月に何もなかったのなら伸び悩むのは明白です。SIEは計画がしっかりしていますし、勢いもありますし、何か用意しているでしょう。
Xboxが目玉としている『STARFIELD』が今のところ9月発売予定ですし、ジム・ライアンも大きな一手を用意しているなら、熱い9月になりますね。
PS5はディスクドライブを後付けするモデルも予想されていて、これは非常に良いアイデアだと思います。SSD増設の記事で、
(中略)
PS5は購入前に「そこ」で引っかからないのが良いです。求められる個人の判断はディスクドライブが必要か不要かだけです。
SSD拡張の必要があるかどうかに関しても「とりあえず標準のまま使ってみてから判断すればいい」で済みます。
と書いており、私は本体モデルを複数出すのは反対ですし、ライトユーザーが判断しにくいモデル分けは特に悪いです。ディスクドライブ後付け式なら本体モデルを1本化することも可能ですし「ディスクドライブが必要なら後で買えばいい」と考えられるので迷いません。ディスクドライブ後付けモデルは実現してほしいところです。
Xbox360の後付けHD DVD プレーヤーがありましたから、後付けディスクドライブは非現実的ではありません。
円安と消費税
PS5の深刻な問題は価格でしょう。モデルチェンジなしで価格改定だけでも望まれます。
今現在のPS5は49,478円・60,478円ですが、同時期のPS4は37,778円でした。そのうえ2016年9月15日に薄型&価格改定で32,378円になりました。ディスクドライブもあります。
前世代との価格差が大きすぎます。
しかしながらPS5に大幅な価格改定は望みにくいです。これはPS5以外の製品もそうですが。
深刻な円安があります。
2016年9月15日は$1=102円でした。今は$1=134円です。
薄型PS4は北米で$299.99でしたからx102円で30,598円。今のレートのx134円だと40,198円です。
現在のPS5は北米で$399.99/$499.99です。
PS5の逆ザヤ解消のニュースの時に「逆ザヤが解消されるのは、PS5の2モデルのうち、光ディスクドライブを搭載した標準モデル(スタンダードエディション)である」と説明されていましたから、デジタル・エディションの方が価格設定で無理をしています。
デジタル・エディションを$349.99にできても、x134円だと46,898円です。60,478円に比べたら大幅に安いですが、PS4の32,378円には遠く及びません。
消費税率も当時は8%、今は10%です。
なんにしてもPS5全体の85%以上を占めるスタンダードモデルが60,478円というのは家庭用ゲーム機として厳しすぎる価格ですから、高望みはできませんが価格改定は必要です。
理想を言えば、ディスクドライブ後付けモデルがスタンダードモデルの立ち位置になり、デジタルエディションの税込49,478円から税込39,980円になれば十分すぎるところです。
ディスクドライブ後付けモデルをスタンダードにするなら、チンパンジーでも後付けできるほど簡単な仕様にする必要はあるかと思います。
PSVR2のマイナーチェンジと価格改定
初代PSVRは約1年でマイナーチェンジ、約1年5ヶ月で価格改定でした。当時のドル円の動きは105~115円。
PSVR2も当然ながらマイナーチェンジは考えられていると思います。そして価格改定は同時になるんじゃないでしょうか。
初代PSVRはマイナーチェンジからわずか5ヶ月後に価格改定されていますから、マイナーチェンジだけでは思ったほど売れず、やや慌てて価格改定した印象があります。
PSVR2は円安のピークで価格設定されて74,980円になってしまって最悪のタイミングでしたから、早期に価格改定が望まれます。中途半端にマイナーチェンジから5ヶ月待つ理由はありません。
74,980円のまま1年待つのは辛いところもありますから、ドル円の値動きによっては早めの価格改定があるかもしれませんが、さらなる円安で絶望的な未来が待っている可能性もあります。
PSVR2の発売1年後は2024年2月22日です。この頃には何か動きがあるでしょう。
初代PSVRは初動の大きな動きが終わった後に横這い状態になり、価格改定から販売ペースがグンッと伸びました。今のPSVR2もアーリーアダプターがイジって騒ぐ時期であり、本格的に動く前の準備期間っぽくはあります。
私がそうですがアーリーアダプターはせっかちな人も多いでしょうし、ちょっと伸び悩みを感じると「ダメだダメだ」「終わった」と騒ぎますが、初代PSVRの販売ペースの動きを見るなら、マイナーチェンジ&価格改定後の伸びが大事です。PSVR2の発売前にも書きましたが、長期的な展開が大事です。
実際、PS5も2年ほど「ダメだダメだ」「終わった」と騒がれましたが、今はあっさりとPS3とPS4を超えています。
私自身、PS5の不振時期は「終わった」論調でしたから、反省して慎重になりたいです。その時点での事実をイジるのはいいとして、その先の変化は予想が難しいです。
とりあえずPSVR2の動きはまだ先でしょうから、9月にPS5の動きがあるのかどうかが気になりますね。
ゲーム機が売れにくい8月にPS5がドン底を迎える可能性があり、モデルチェンジが無理でも価格改定はほしくなるんじゃないでしょうか。
コメント