ついにPS4の販売ペースをブレイクしたPS5

販売数・データ

2022年末に長く続いた半導体不足に起因する出荷不足から脱したPS5。2023年はPS4と比較しても上回る出荷数になっています。

PS4 PS5 Xbox Series X|S
2015年~ 2021年 2022年~ 2021年 2022年~
12月5日 38,497 1,133 18,822 805 1,524
12月12日 46,749 8,664 70,496 2,889 910
12月19日 53,023 72,084 68,819 2,159 1,109
12月26日 65,427 85,156 1,739
1月2日 36,559 10,677 263
1月9日 25,592 14,453 44,113 2,267 1,052
1月16日 24,441 18,857 42,152 2,627 945
1月23日 32,557 23,339 1,696
1月30日 31,058 16,888 5,990

出典:ハード週間販売数 を含む記事の検索結果 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

PS4のペースを上回る

出荷改善の転機となったマイナーチェンジ版PS5 CFI-1200が発売されたのが2022年9月15日です。初週こそパッとしなかったものの、そこから年末までの17週で548,044台を販売しています。同時期(2015年)のPS4は17週で552,016台。差は集計誤差の範囲なので、ほぼ同じ約55万台が出荷・販売されていることになる。
これ以前もそうでしたが、半導体不足で生産が厳しい中、各国への分配はPS4の販売実績に沿っていました。

2023年も同様かと思いきや、PS5はPS4を上回るペースで出荷され始めました。2022年度 第2四半期決算で語った生産体制の強化が見てとれます。

  • PS5(2023年): 44,113台→42,152台 = 85,265台
  • PS4(2016年): 25,592台→24,441台 = 50,033台

今まではPS4のペースに合わせるか、生産力不足で下回るという状況でしたが、2023年はついにブレイクして上抜け。
まぁ、まだたった2週ですから、次週から減ってPS4のペースに合わせる可能性もある。とは言え2022年9月15日の週とか1週でも悪い時は悪いと言いましたから、2週でも良い時は良いと言いたい。

息切れはいつか

今のところ通常版はAmazon、ソニーストア、ビックカメラ、ジョーシンらのオンライン販売において常時売られている状況にはなっていない。入荷すると通常版はすぐに売り切れて、グランツーリスモ7同梱版は数時間後に売り切れる感じ。
Amazonに関しては招待制のまま。

Horizon Forbidden West同梱版はイマイチ
Horizon Forbidden West同梱版は不人気です。ジョーシンでは約1週間待ちの「お取り寄せ」販売ではありますが、ずっと残っています。グランツーリスモ7同梱版は「完売しました」となっているので差が見える。

Horizon Forbidden West同梱版は終了させたほうが良いと思います。売れ残って回転を止める原因にもなりつつある。他のバージョンが売れている中で、こういう売り方はもったいない。
『グランツーリスモ』に比べると『Horizon』自体が日本で知名度がないですし、PS4版のアップグレードもありますから、PS4ユーザーの中で興味がある人は既にPS4版を購入している可能性が高い。新規ユーザーからしたら完全な地続きの続編を中途半端な形で遊びたくないでしょうし、個人的にもオススメしない。
そもそもバージョンがゴチャゴチャ増えるのは反対。Z指定の『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は継続していないようですが、現時点でPS5本体の販売ページに6種類ものバージョンがあるのは良いとは思えない。理想はソフト同梱版の廃止ですが、転売対策として一定の効果は感じられる。転売が完全に落ち着いたらならソフト同梱版を継続して出荷するのはやめたほうが良いと思う。新作ならまだしも、早い時期にセールをやるのに旧作の本体同梱分のソフト価格は6,490円、新作ならセットでお買い得価格と言えますけど、旧作だと割高に感じる。

なんにしても通常版は引き続き品薄状態にあります。当時のPS4が37,778円(税込)で累計2,387,669台、今のPS5が49,478~67,980円(税込)で累計2,548,810台。PS5がこの価格と累計販売台数で未だに品薄が続いているのは驚くべきことですし、そろそろ一定の需要を満たしてオンライン販売でも常時売られる状況になってもおかしくない。息切れしてからは60,478円(税込)という価格がネックになって急に伸びにくくなる可能性が高いです。
勢いのあるPS5ですが、息切れがいつになるかが大きなポイント。そこからは牽引力のあるソフトや価格改定が必要になってくる。SIEにはどうしようもないですが為替の動向も価格改定に大きく関わる。

とりあえずは6月に盛り上がりますが、それ以降に何が出せるかも大事。

  • 6月2日(金) ストリートファイター6
  • 6月2日(金) ディアブロIV デラックスエディション
  • 6月6日(火) ディアブロIV 通常版
  • 6月22日(木) ファイナルファンタジーXVI

ゲーム業界は7~8月が寂しくなりやすいです。PS5もFF16の勢いも止まるであろう8月に厳しい状況を迎えるかもしれない。
ちなみにPS3の同時期である2009年9月、PS4の同時期である2016年9月は薄型&価格改定でしたから、PS5のモデルチェンジも予想される年になるでしょう。8月で凹んだ後の9月に何かネタを用意しているかもしれない。何かあるとしたら、その時に円高になっていれば日本のPS5においては素晴らしい展開。

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