PS公式ブログにてPSVR2の初日とローンチ時期に発売予定のタイトルリストが公開されました。
PlayStation®VR2のローンチ時期に発売予定のラインナップを公開! – PlayStation.Blog 日本語
PSVR2ローンチタイトル
各タイトルのリンク先はYoutube。最新のトレーラーが見つからなかったタイトルは古いトレーラーやMeta Quest版のトレーラーにリンクしています。
- After the Fall
- アルタイル ブレイカー
- バイオハザード ヴィレッジ ※無償アップデート対応
- Cities VR: Enhanced Edition
- Cosmonious High
- ディスクロニア クロノスオルタネイト
- ファンタビジョン 202X
- グランツーリスモ7 ※無償アップデート対応
- Horizon Call of the Mountain
- Kayak VR: Mirage
- キズナアイ タッチ・ザ・ビート
- オノゴロ物語
- The Last Clockwinder
- The Light Brigade
- Moss 1 & 2 Remaster
- Pavlov
- Pistol Whip ※無償アップグレード可能
- Puzzling Places ※無償アップグレード可能
- Rez Infinite ※1,100円でアップグレード可能
- Song in the Smoke: Rekindled ※無償アップグレード可能
- Star Wars: Tales from the Galaxy’s Edge – Enhanced Edition
- Tentacular
- テトリス エフェクト・コネクテッド ※1,100円でアップグレード可能
- Vacation Simulator
- What the Bat?
- Zenith: The Last City ※無償アップグレード可能
PSVR2ローンチ時期タイトル
- Before Your Eyes
- Creed Rise to Glory: Championship Edition
- No Man’s Sky
- The Dark Pictures: Switchback VR
- The Walking Dead: Saints & Sinners – Chapter 2: Retribution
PSVR2発売時期未定タイトル
その他PSVR2対応が発表されているタイトル。国内販売があるのかも不明です。
「※北米ローンチ?」と書かれているタイトルは北米PS公式ブログの「Launch Window Lineup」に記載されていたタイトル。
- 2MD: VR Football Unleashed All-Star
- Across The Valley
- Alvo
- Among Us VR
- Blacktop Hoops
- Behemoth
- Beat Saber
- バイオハザード RE:4 ※一部VR対応
- Cosmonious High
- Crossfire: Sierra Squad
- Demeo ※北米ローンチ?
- Do Not Open
- Drums Rock
- Firewall Ultra
- Firmament
- Galaxy Kart
- Ghostbusters: Rise of the Ghost Lord
- Green Hell VR
- Hello Neighbor VR:Search and Rescue
- Hubris
- Job Simulator ※北米ローンチ?
- Jurassic World Aftermath Collection ※北米ローンチ?
- Low-Fi
- Mixture
- NFL Pro Era ※北米ローンチ?
- Requisition VR
- R-TYPE FINAL 3 EVOLVED ※VR発進モード
- RUNNER
- Samurai Slaughter House
- Survival Nation
- SwordsmanVR
- Synth Riders Remastered Edition ※無償アップグレード可能 ※北米ローンチ?
- Talking Dogs
- The Exorcist Legion VR: SIN
- The Last Worker
- The Twilight Zone VR
- The Walking Dead: Saints & Sinners – Chapter 1
- Thumper ※北米ローンチ?
- Undead Citadel
- Volcanic Core
- X8
『グランツーリスモ7』がフル対応
山内一典 株式会社ポリフォニー・デジタル代表取締役 プレジデント
「オンラインレースを含むすべてのレースをご利用いただけます」という素晴らしすぎる『グランツーリスモ7』のPSVR2フル対応。『グランツーリスモSPORT』の時はオマケ程度の対応でしたから劇的な変化です。これだけで他のVRプラットフォームでは替えがきかないPSVR2独占の大きな強みになっています。
AAA級のドライビングシミュレーターがローンチからあるのは最高。私は所有済ですから無償アップグレードでプレイできるのも贅沢すぎる。
シングルプレイとオンラインマルチプレイとしてはフル対応のようですけど、細かく言えばローカルでの画面分割プレイはさすがに対応できません。
『Rez Infinite』と『テトリス エフェクト』がローンチタイトル
PSVRでリリースされていて高い評価を得た『Rez Infinite』と『テトリス エフェクト』がPSVR2のローンチタイトルとして発表されました。
PSVR2は後方互換に対応していませんから、PSVRの高評価タイトルが移植されるのはとても嬉しいです。
『Rez Infinite』は「史上初、PS VR2の視線トラッキング技術で、目で見ただけで敵を追い、照準を合わせられるようになった」とのこと。アイトラッキングの精度を確かめやすそうだ。「PS5で初めて、HDRが『Rez Infinite』にやってきた」ともあり、PSVR2のOLED(有機EL)+HDRの良さも体感できそう。もちろんハプティックフィードバックにも対応していますから、Meta Quest 2やPICO 4などの普及機では対応していないアイトラッキング/OLED(有機EL)+HDR/ハプティックフィードバックというPSVR2の魅力を体験できる。元々のゲーム自体の面白さもあるけど、PSVR→PSVR2での進化具合を確認したい楽しみも大きい。
1,100円でアップグレード可能。私は2本とも所有していますからアップグレードする予定です。
「ローンチ」と「ローンチ時期」
PS公式ブログのタイトルリストは「初日とローンチ時期に発売予定のタイトルリスト」となっており、「PS VR2の発売日2月22日(水)から1ヵ月以内に発売する予定のタイトルについてもお知らせします」とのことです。
一部タイトルに「PS VR2のローンチ時期に発売予定」と記載されており、それらはローンチタイトルではない可能性が高い。現時点ではっきりしないだけでローンチタイトルになるかもしれない。
ローンチタイトルかと思われた『The Dark Pictures:Switchback』『No Man’s Sky』らにも「PS VR2のローンチ時期に発売予定」の記載がありました。
『No Man’s Sky』は「無償アップグレード可能」の表記がないですね。Eurogamerの初報では2月22日に無料アップデートで対応ということでしたが。
No Man Sky’s free PSVR2 update is coming on launch day next year | Eurogamer.net
記載漏れの可能性もあります。現に『Song in the Smoke: Rekindled』は開発者コメントでは「無償アップグレードが可能です」と書いているのに、リストには記載がありません。
新発表された『Creed Rise to Glory: Championship Edition』も「ローンチ時期」。
以前の記事で「長く遊べるゲームとしてはボクシングゲームも出てほしい」と書いていましたから、このゲームのPSVR2対応は嬉しい。おそらく定価での買い直しになると思いますが、北米版『Creed Rise to Glory』はPSVRの中でトップ5に入るほどプレイしましたから『Championship Edition』も購入したい。
日本語にローカライズされていれば最高ですが、英語版かな。
期待を大幅に上回る
『グランツーリスモ7』がどの程度のVR対応か気になっていましたが、まさかまさかのフル対応で歓喜です。個人的に嬉しいのはもちろんのこと、VRプラットフォームとしての大きな強みになるタイトル。VR機器で主流となっているスタンドアロン型ではマシンパワー不足でこの規模のゲームは難しいですし、『バイオハザード ヴィレッジ』の本編フルVR対応もそうですけど、PS5+PSVR2ならではのマシンパワーが活きている。
これらがPSVR2でフル対応できるとなると、今後もSIEやサードパーティがAAA級の非VRゲームをVR対応してくれることも期待できる。AAA級・大作をVR化できる可能性があるのは、スタンドアロン型との明確な差別化になっている。
そして『Rez Infinite』と『テトリス エフェクト』というメタスコア89点の高評価タイトルがパワーアップしてPSVR2でローンチタイトルなのも嬉しすぎた。両タイトルともコントローラーとヘッドセットによるハプティックフィードバックが追加されているとのこと。
これらは1,100円のアップグレードタイトルですが、PSVRのVR専用タイトルである『Pistol Whip』『Puzzling Places』『Song in the Smoke: Rekindled』『Zenith: The Last City』『Synth Riders Remastered Edition (北米)』の無償アップグレードも発表された。VRゲームのアップグレードの発表は今回が初となりましたね。
国内ではロンチ時期ではないかもしれませんが、地味に『Thumper』も発表されています。北米の「Launch Window Lineup」には記載されていますから、日本のPS公式ブログは記載漏れの可能性がある。これもPSVRで熱くなってプレイしましたから、PSVR2でまたプレイしたい。
今回発表されたリストは、あくまで「初日とローンチ時期」の話です。ローンチ時期だけでこれなら十分すぎる。海外に比べてスカスカになるかもしれない不安は払拭された。
そのうえ「今後、PS VR2のローンチ時期に発売されるタイトルが増えるたびに、こちらのリストに追加していきます」ということですから、まだ最終版ではないみたい。逆に延期の可能性もあるでしょうけどね。
PS4にしてもPS5にしても、ある程度の力の入った作品は本体の普及を待ってからリリースされますから、PSVR2もローンチ時期を過ぎてからのタイトルにも期待します。今はそこに目を向けさせる時期ではないですから、情報が出るのはまだ先になるでしょうけどね。
前の記事で、Mata Questの大きな市場があり、マルチタイトルが作りやすくなっていることもあってPSVR2のタイトル数が増えると書きましたが、Unreal Engine 5とUnityにおけるVRゲームの開発環境が整っていることもPSVRが発売された2016年と事情が大きく違います。
今後も多くのVRゲームのリリースが期待できる。
VR元年の2016年はPSVRが最終500万台で「ホップ」、2020年のMeta Quest 2が1500万台で「ステップ」、2023年はPSVR2とMeta Quest 3揃い踏みで「ジャンプ」してVRゲーム飛躍の年になるかどうか。Meta Quest 3は2023年と噂されているだけで正式発表はありませんけどね。
私はとりあえずローンチはアイコン的なタイトルである『Horizon Call of the Mountain』をプレイ。発売前の情報を追っていると、約1年前に発表された『Horizon Call of the Mountain』の印象が薄くなってきますが、このSIEのPSVR2独占タイトルこそが目玉かと思いますから、これを軸に触っていく。
そして既に所有している『グランツーリスモ7』『バイオハザード ヴィレッジ』も当然ながら試す。
『Rez Infinite』と『テトリス エフェクト』を1,100円でアップグレードする。特に『Rez Infinite』はPSVR2の進化を体感できそうなタイトルとして楽しみ。
非VRゲームでシネマティックモードの具合を試す。
運動用として『キズナアイ タッチ・ザ・ビート』を購入。他には『ファンタビジョン 202X』『オノゴロ物語』『Kayak VR: Mirage』『ディスクロニア クロノスオルタネイト』らを購入予定。
いやー、ますます2月22日のローンチが楽しみになりました。
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