ローンチでグラフィック品質に問題を抱えていた『The Dark Pictures: Switchback VR』が6月末のアップデートを予告しました。
- 不鮮明で低解像度のビジュアルに関する修正
- テクスチャやアセットの飛び出しに関する修正
- ロード時間の大幅な短縮
- ビジュアル、VFX、ライティングの強化
- テクスチャと環境アセットの改善
- FidelityFX Super Resolution(FSR)とアイトラッキングフォビエートレンダリング(ETFR)の導入
[31/05/2023] An Update on the Switchback VR Patch – Supermassive Games
リリース日は未定です。6月末を目指しているとの事ですが、遅れる可能性もあります。
FidelityFX Super Resolution(FSR)+アイトラッキングフォビエートレンダリング(ETFR)
大注目はFidelityFX Super Resolution(FSR)とアイトラッキングフォビエートレンダリング(ETFR)の導入ですね。
FidelityFX Super Resolution(FSR)は『サイバーパンク2077』の時に効果を確認しました。
PS5版『サイバーパンク2077』がPatch1.61でFSR2.1に対応
アイトラッキングフォビエートレンダリング(ETFR)の凄さは『Red Matter 2』で改めて実感しました。
『Red Matter 2』で見る驚異的なアイトラッキングフォビエートレンダリング(ETFR)の効果
これらが2つ同時に導入されるアップデートはPSVR2ゲームでは初めてになるかと思います。つまり今回、導入前と導入後の変化を実感できるチャンスです。
しかもテクスチャも改善されて、VRゲーム世界のリアリティを生み出すのに非常に重要なライティングも強化されるという事で、大幅なグラフィック向上が期待できます。
旧世代クオリティから最高峰へ
私は『The Dark Pictures: Switchback VR』の感想で「率直な感想として旧世代クオリティだと思いました。PS5+PSVR2のゲームではなく、PS4+PSVRのゲームが後方互換で多少強化されている程度の印象です」と書いていました。次回のアップデートでPSVR2独占タイトルらしい最高峰のグラフィックに到達してほしいと期待します。その前にアップデート前のグラフィックをもう1度プレイして目に焼き付けてから、アップデート後の変化を実感したい。
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