『Synth Riders – Remastered Edition』の感想

レビュー・感想

北米ストアで購入した『Synth Riders Remastered Edition』($24.99)が定評通りに面白かったです。

オリジナルの『Synth Riders』は2018年6月21日にPSVRでリリースされていて、高い評価を得ていました。

『Beat Saber』みたいなゲーム

VRゲームにはありがちな『Beat Saber』みたいなゲームです。その中で『Synth Riders』は目立つ良作と言えます。

自分の左手が、右手がになっていて、飛んでくるを対応する手でヒットするのが基本ルール。球の中央をヒットするほど高得点になります。

は自分が選んだ手でヒットする。連続でがきた時に交互に手を変えてはダメです。
は両手を近づけてヒットする。
球の種類はのみ。

球以外に長いレールもありますが、やり方は同じ。

障害物もあり、ヘッドセットが当たらないように避ける必要があります。

勝手にダンスを踊る

サッカーのゴールキーパーになって、飛んでくるボールをひたすらパンチングしている感じでやっていると、なんと勝手に踊っていました。リズムと球のタイミングがプレイヤーを躍らせるような仕掛けになっています。

ルールがシンプルですからゲームに入りやすく、1プレイ目から楽しいです。

上達の楽しさ

イージーとノーマルがめちゃくちゃ簡単でしたから、ハードに挑戦してみたら急に難しくなって初のゲームオーバーを経験。「これは難しすぎるよー」と思いましたけど、10曲以上プレイしたら少しずつ慣れてきて、自分がゾーンに入って超反応できている感覚に酔えました(VR酔いではないです)。
ハードで初のパーフェクトを達成してエキスパートに挑戦してみたら30秒も持たずゲームオーバー。エキスパートを繰り返しプレイして、ミスしまくって何とかクリアできる程度になりました。
上達が実感できるところがとても良いです。「これは難しすぎるよー」と思っていたことが出来るようになる楽しさがあります。

上達の楽しさと勝手にダンスを踊っちゃう楽しさに中毒性があります。

操作性も完璧ですからミスをコントローラーのせいにはできません。
そして改めて専用コントローラーの素晴らしさを実感しました。初代PSVRでは、こういうゲームは別売りのMoveモーションコントローラーを購入した人だけがプレイできるという状態でしたからね。ユーザーの環境が統一されたのは良いことです。

いい運動になる

難易度ハード以上は激しい運動にもなります。
汗もかけますしダイエット系のゲームにもなるんじゃないかなと思います。

気になったところ

シンプルなゲームプレイ

ストーリーがないのはもちろんのこと、ゲーム的な「お題」というかチャレンジするようなモードはありません。曲と難易度を選択して1プレイするゲームです。
トロフィーですら上達が評価されていくようなものではありません。
スコアランキングがありますから、やり込みはスコアアタックとマスター難易度クリアですかね。

カスタム曲がない

Steam版やMeta Quest版と比べての大きな差はカスタム曲がないことです。PlayStationだから仕方ないところです。

なぜ日本で販売されないのか?

このゲームは日本語に対応していますし、酔いにくい『Beat Saber』みたいなゲームとして良作です。なぜ日本で販売されないのかがわかりません。
SteamストアやMeta Questストアでは購入できますし、日本がブロックされているわけではありません。

定評通りの面白さ

5年近く前の2018年6月21日にリリースされていて既に高い評価を得ているゲームですから、今更ではありますが定評通りの面白さを確認できました。
酔いにくくて1プレイ目から楽しいゲームですから万人にオススメしやすいゲームです。

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