北米ストアで購入した『Zombieland: Headshot Fever Reloaded』が良作ガンシューティングでした。
このゲームはMata Quest版が2021年3月26日にリリースされていました。それが『Reloaded』としてPSVR2でリリースされました。
良かったところ
遊びやすいガンシューティング
PSVR2の癖のないシンプルなガンシューティングゲームで遊びたくて購入したわけですが、期待に応えてくれるものでした。
片手にハンドガン(無限弾)、もう片手にスペシャルウェポン(有限弾)を持って、ひたすらゾンビを撃ってゴールを目指すゲーム。
操作もシンプル。R2で銃撃。リロードはスティックを下に押すとマガジンを捨て、宙に浮いている次のマガジンにカチッとハメ込む。
ヘッドショットで敵を倒すと一定時間スローになり、連続で倒すとスローのままコンボが続く。
画面内の敵を全て倒すと次のルートが表示され、ルートを見る事で次のエリアに進む。
武器のアップグレード
敵を倒したり、指定されたミッションをクリアするとトイレットペーパーが貰えます。トイレットペーパーは金みたいなものであり、これを消費して武器をアップグレードできます。
最大3つまで装備できるPERKもあり、自分なりのセッティングをするのも楽しい。
スピード感
このゲームの特徴は1ステージが30秒~2分で終わる事。
プレイ中に待たされる時間がほぼなくて、サクサクと進んで気持ちいい。せっかちな人でも問題ナシです。
ハイスピードで撃ちまくって駆け抜けている感のあるスピード感です。
1プレイが短いですから、「もう1回!」が続いて中毒性があります。
ゲームバランスも良く、中盤以降のステージは雑にプレイすると死にます。死んでもその時点までのトイレットペーパーは入手できる優しいシステムにもなっています。本当にストレスを感じにくいゲームです。
操作性が良い
PSVR2の癖のないシンプルなガンシューティングゲームで遊びたかったのは、PlayStation VR2 Senseコントローラーの精度でガンシューティングを試したかったからです。ここも期待通りで、一切の不満はありませんでした。ストレスなく狙い撃つ楽しさが味わえます。
個性的なステージのデザイン
ステージ数は全12。各ステージにA-SIDEとB-SIDEがあって計24ステージです。
各ステージの個性があり、安っぽさは感じませんでした。
各ステージ4つのミッションがあり、ミッションを獲得すると★が貰えます。一定数の★を集めると次のステージがアンロックされるシステム。洋ゲーだとよくあるシステムですね。
基本は「撃ちまくるだけ」でありますが、ミッションを意識する必要もあります。
ミッションは「シークレットアイテムを撃つ」「10コンボ達成する」「1分以内にクリア」などです。
動画やスクリーンショットからは伝わりませんが、アイトラッキング+フォビエートレンダリングに対応しており、アニメ調のグラフィックで映像はキレイです。
スクリーンショットはPS3版に見えますが、実際にプレイした印象はしっかりPS5版という感じです。
ヘッドショットコンボが熱い
各ステージ4つのミッションを完遂しようと思うと、難しくて攻略が熱いです。
最初は何も考えずバンバン撃ちまくるのが楽しいですが、プレイしているうちに連続ヘッドショットコンボの重要性と中毒性に気付きます。
ヘッドショットで敵を倒してスローにして、一定時間内に次の敵をヘッドショットしてスローを続ける。後半のステージは襲ってくるゾンビも多いですから、連続ヘッドショットでスローをキープするテクニックは重要。スローが途切れたら通常スピードで一気に襲われますから、良い緊張感があります。なによりスローをキープし続けて連続ヘッドショットコンボを決め続ける爽快感はタマランです。
ミッション、コンボ、武器アップグレードシステムにより、同じステージを何度もプレイして攻略精度を高めていくのに熱くなれました。
さらに本編クリア後にはローグライトなアーケードモードもアンロックされました。1ステージクリア毎に武器のアンロックなどの強化をしつつ、連続でステージをプレイしていくモードです。
連続コンボのやり込みも本編クリアで入手できるマグナムを使った方が良いです。
気になったところ
24.99ドルのシンプルなガンシューティング
あくまで$24.99のシンプルなガンシューティングであり、価格のわりには頑張っておりますが、ボスバトルはラストのみですし、派手なステージギミックがあるわけでもなく、ひたすらザコゾンビを倒してゴールを目指すシンプルなゲームです。
そして連続ヘッドショットコンボの中毒性にハマれば跳ねるが、ハマらなければそこまで。
英語のみ
「気になったところ」ではなく当たり前のところですが、言語は英語のみです。
ガンシューティングのゲームプレイはまったく問題ないですが、ストーリームービーもありますから、そこは英語力がないと理解できません。
まとめ
「低価格の遊びやすいシンプルなガンシューティング」これに尽きます。シンプルなガンシューティングをプレイしたかった私にはピッタリでした。
「低価格の遊びやすいシンプルなガンシューティング」ゆえに味付けは薄めではありますが、難易度のバランスは良いですし、ミッションシステムと武器アップグレードシステムも噛み合っており、連続ヘッドショットコンボの中毒性もあって同じステージを繰り返しプレイして熱くなれました。シンプルですが攻略しようと思うと奥深いです。
ポイントは連続ヘッドショットコンボの中毒性にハマるかどうかだと思います。最初はプレイしやすいガンシューティングなので気持ち良くゲームに入れますが、それだけだと飽きるでしょう。
私は酔わないので判断できませんが、ガンシューティング中は自分の位置は固定ですから酔いにくいゲームなんじゃないでしょうか。低価格の遊びやすい良作だと思いますので、日本語対応して日本で売ってくれたら嬉しいです。
このゲームをプレイして、PSVR2でプレイするガンシューティングゲームは非常に良いなと思いました。たまに言われていますし私も思いますけど『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』など有名なガンシューティングシリーズをPSVR2でプレイしたいですね。
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